火曜日の大会に出られないので、書くネタに困ってしまうこの頃。

そんな時は昔のカードでも思い出してみようと思い、Aレギュ時代のカードバインダーを開く。。。
で、昔を懐かしんでみた。

※これからモンコレは新時代に入るというのに、何をやっているんだろうOTZ...

第1回 地形コンボデックは楽しかった

 
Gレギュから始めた人にはなじみが無いと思うけれども、富士見書房時代の地形カードにはとても攻撃的なものが多かった。

その中でも特にお気に入りだったのが、「どしゃぶりの雨」である。

<どしゃぶりの雨>
リミット:0
この地形は「自軍支配地形」と入れ替えでしか配置できない。
すべてのプレイヤーが対象。対象はこの地形にユニットを進軍させられず、存在させられない。
この地形が配置されたとき、このカードのプレイヤーは本陣とこの地形以外の地形1つを選び、「代理地形」に変更できる。


このカード、一見するとあまり使えないのではないかと思えるが、もう一つ「イリュージョン」という儀式スペルと組み合わせることで奇襲性を備えた凶悪なカードとなるのである。

<イリュージョン>
本陣以外の自軍の支配地形に、対戦相手パーティが進軍してきたとき、戦闘が開始される地形と自分の捨て山の地形カード1枚に効果。
即時召喚タイミングの前に、進軍された自軍の支配地形を、対象の捨て山にある地形カードと入れ替えて配置する。もともと配置されていた地形は破棄する


相手の進軍に合わせて、イリュージョンを使用。
イリュージョンの効果でどしゃぶりの雨を配置。
どしゃぶりの雨はユニットが存在できないので、両軍パーティは破棄。
どしゃぶりの雨の効果で地形一つを代理地形に変更。

と、戦わずして相手パーティを倒すのである。
その後、この地形上にはユニットがいなくなってしまうので、地形張り替えで進軍されてしまうのだが、それでもこの奇襲性はかなり相手のペースを乱すことになったと思う。

また、「どしゃぶりの雨」ではなく、「春の息吹」を選択しても強力な効果をもたらした。
特に、「虹蛇ユルング」、「這いずるもの」が場にいる場合はこちらの方がより凶悪な結果となる。
「虹蛇ユルング」は手札のカードを代理地形として配置できる能力、「這いずるもの」は代理地形を何枚でも配置できる能力を持つ。

<春の息吹>
リミット:0
この地形は「自軍支配地形」と入れ替えでしか配置できない。
すべてのプレイヤーが対象。対象はこの地形にユニットを進軍させられず、存在させられない。
この地形を配置したとき、すべての「代理地形」を「表」向きにする。
「表」にされたカードが「地形カード」の場合、そのまま地形として配置し続ける。それ以外の場合は、ふたたびもとの「代理地形」に戻す。


<虹蛇ユルング>
種族:スネーク
聖/6/5/5 歩行
スペル:*
◯虹の架け橋[常時]
このユニットが戦場に存在している限り、このユニットのプレイヤーは、自分のメインフェイズに手札のカードを(他のプレイヤーにその内容を見せずに)「地形:代理地形」として配置する事ができる。
この地形配置は、通常の「代理地形」配置の回数として数える。


<這いずるもの>
種族:デーモン
魔/5/5/5 歩行
◯腐敗した土地[常時]
このユニットが戦場に存在している限り、このユニットのプレイヤーは、自分のメインフェイズに通常の地形配置に加え、何度でも「代理地形」を配置できる。


つまり、

手札から「リミット:0」の地形を代理地形として配置。
這いずるものの効果で何回も繰り返し配置できる。
相手の進軍に合わせて イリュージョンを使用。効果で春の息吹を配置。
代理地形がすべて表になる。
リミット:0の地形上にいるユニットは破棄。

こんな流れだ。

このようにAレギュレーション時代の地形カードにはとても面白い能力をもったものが多かった。
そもそも、地形カードはモンコレの特色と言っても良いものだ。
そこに多種多様なカードが増えることは戦略の幅が広がり、より対戦が面白いものになる。

つまり何が言いたいかというと、この頃のようなカードを新たに出してほしい。という訳ではない。
特色ある、環境にあったカードを出してほしいということなのです。 

最近の地形カードは妖精の輪以上に使いたいと思わせるものが少ない。
折角妖精の輪が制限カードになるのだから、これを機に色々な地形カードを出してほしいのです。
正直な話、千年皇国以降で「これは!!」という地形カードは少ない気がするので・・・

まぁ、そんな要望も込めつつ、「今は昔の・・・ 第1回」終了でございます。

※2回目からはカードの画像を用意したいと思います。
 データはモンコレWikiで見れるけど、今となっては絵を見れる機会なんてあまりないので。
 Gレギュから始めた人にも見てもらいたいし。